>作曲講座>裏コード
前回も話したがドミナント7th(V7)はトライトーンを含んでいるため、 今回の「裏コード」とはドミナント7th(V7)の増4度関係にあたるコードの7thコードです。 つまり G7の裏コードはD♭7 これはいったいなんなのか!?それぞれの構成音をみてみましょう。
D♭7 レ♭+ファ+ラ♭+シ
裏コードのD♭7にも ファ:シ のようにトライトーンが構成音にふくまれているのです! とうぜんこの増4度関係も D♭7→C(M7)と進むことによって
[ドミナント7th(V7)の増4度関係の7thで同じトライトーンをもち
解決先:C 半音あげた7th→ D♭7
これがどのようにつかわれるかをみてみましょう。 例えば という進行があります。これを裏コードを使った進行にしてみるとG7をD♭7にすればいいわけですから。 Dm7→D♭7→CM7 と根音が半音で降行する進行がつくれます。 しかしなにもG7の裏コードだけではなく Am7→D7→G7→CM7 という進行のD7の裏コードをとって Am7→A♭7→G7→CM7 という進行だって考えられます。
裏コードはその根音自体がダイアトニックから外れた音なので
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