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  パッシングディミニッシュコード


 以前にディミニッシュコードというものをやったよね。


 ディミニッシュコードは

 完全1度+短3度+増4度+長6度

 で構成されたコードだったよね。


 これがどういう使われ方をするのか


 パッシングディミニッシュコードと言われる使い方についてみてみよう。


 パッシングディミニッシュとはコード進行で長2度で進む進行の間に
 ディミニッシュコードを挟みこむというものなんだ。


例 C→Dm
   ↓↓↓↓↓↓ 
  C→C#dim→Dm


 こうすることによってC→Dmという進行にスパイスのような
 刺激をあたえることができます。

※しかし、長2度下降の場合パッシングディミニッシュは普通使わない。
 (つまりAm7→A♭dim→G7などとはしない)

 


♪ディミニッシュコードの代理コード♪


 ディミニッシュコードは2組のトライトーン(増4度関係)が含まれています。

 つまりこのトライトーンのどちらかをもつコードであれば機能的にも
 代用できるといっていいでしょう。


 C→C#dim→Dm7

 の進行を例にして

 『C#dim』

 の代理コードを考えてみましょう。


 C#dimの構成音は

 ド#+ミ+ソ+シ♭


 ド#→ソ
 ミ→シ♭

 と2組のトライトーンを持っています。

 このトライトーンを持っているコードは


♪A7  ラ+ド♯+ミ+ソ

♪E♭7 ミ♭+ソ+シ♭+レ♭(ド♯)


♪C7  ド+ミ+ソ+シ♭

♪G♭7 ソ♭+シ♭+レ♭+ミ

 


 となります。


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