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  sus4


 さあ、今回は「sus4」の基本的な使われ方についてやっていきましょう。

 まず「sus4」の構成音は以前やったように〜

 完全1度+完全4度+完全5度


 「○7sus4」となった場合は

 完全1度+完全4度+完全5度+短7度


 ※例※

 Csus4

 ド+ファ+ソ


 G7sus4

 ソ+ド+レ+ファ 

 

 さて、この「sus4」。
 一般的な使い方を言葉で表すなら

 「コード進行に"ワンクッション"をいれる」

 かなり曖昧な日本語ですがこんなところでしょうか^^;


 もしあなたが今、楽器を使える環境だとしたら、どのコードでもいいので
 ○sus4→○

 とsus4コードからそのメジャートライアドへの進行を弾いてみてください。

 sus4の4度の音がメジャートライアドの3度の音に落ち着くことで
 「自然な流れ」を感じることができたのではではないでしょうか?

 


 例えばよく見る形の例として

 G7sus4→G7→C


 これはG7→C
 の前に「ワンクッション」G7sus4をおいたというニュアンスですね。


 他にも

 Csus4→C
 Fsus4→F


 などワンコードのときに"味付け"として導入してもよいでしょう。

 

 

♪sus4からの解決♪

 さきほど挙げた
 G7sus4→G7→C

 というコードパターンですが
 直接sus4からトニックに解決してしまうパターンもあります。

 G7sus4→C


 このG7sus4にはドミナントモーションの解決感の大きな理由とされる
 トライトーン(増4度音程)を保有していません。

 すなわちG7→Cと比べ解決感が希薄となるので聞き比べて使い分けてみてください。


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