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 コードの機能性

 

 前回は
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  ☆ダイアトニックコードには一番土台となるコードは3つあり、
 それはキーがCだとC(T)F(W)G(X)であり主要3和音(スリーコード)という☆
 ※C(T)などの括弧の中のローマ数字は、それがダイアトニックコードの何番目のコードかを表します※
 ★主要3和音(スリーコード)にはそれぞれ機能性を持ち
 C(T)→トニック F(W)→サブドミナント G(X)→ドミナント である!★

 ということを覚えてもらいましたね。

 さて、今回は「それってなんぞや!?」という内容で進めていきたいとおもいます^^

 


 ☆トニック☆

 トニックはそのキーの根音のコードでもあるため(キーがCメジャーの場合はCコード〔T〕)
 キーの主人公とも言えるものである。(安定感)

 つまり
 ○→○→○→○→C

 といったようにその曲のキー(この場合はC)で終わると聞き手に「あ、終わったんだな。」という印象をあたえる。

 

 ☆ドミナント☆

 ドミナントはそのキーの根音から完全5度の音を根音としたコード(キーがCメジャーの場合はGコード〔X〕)

 トニックが安定感の強い機能だったことに対しドミナントは緊張感をあたえるためにトニックにいきたがる!

 すなわちキーがCの場合
 「G→C」という進行はのは、さきほどのべた聞き手に「あ、終わったんだな。」という印象を一番強く与える

 この進行を終止系の「完全終止」というが。
 終止系については後々触れていきたいと思う。


 ☆サブドミナント☆

 サブドミナントはそのキーの根音から完全4度の音を根音としたコード(キーがCメジャーの場合はFコード〔W〕)

 サブドミナントからトニックへ戻る進行はもちろんあるが(サブドミナント終止などと言う)ドミナントと比べ、
 トニックに落ち着きたがる習性ははるかに少ない。 ドミナントに進むことも多いようで。

 基本的にサブドミナントは
 「どこへでもい行ける自由奔放な機能 」と私はとらえている。

 ただ自由な分どこで使うかなどで作曲者のセンスやクセなどが浮き彫りにされます^^

 

 以上が主要3和音(スリーコード)の機能性です!

 よく簡単な理論書や作曲講座のサイトで

   C→F→G→C

 などというコード進行をみかけませんか!?
 そう、これは主要3和音(スリーコード)だけを使った最もシンプルなコード進行なのです!!


 トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック
 という流れが見えてくるはずです^^

 もちろんこれだけで十分曲はつくれます。
 試しにC→F→G→Cを弾いて見るので聴いてみてください。

 


 実際世に出回っている曲でももちろん主要3和音(スリーコード)だけで
 成り立っている曲はゴマンとあります。
 それどころかトニックとドミナントだけの2コードだけ曲だってあるんです!


 さぁ、ここまでの講義でやった主要3和音(スリーコード)で
 3つのコードを自由にこねくり回して乱用させてみてください。笑

 

 次回はさらに3つから6つ使えるようになるために「代理コード」というのを学んでいきたいと思います^^

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